<ツイッターへの投稿の再掲です>
怖いイメージのあるマルクス「資本論」を池上彰が噛み砕いて解説する。「資本論」は19世紀の資本主義社会を分析した書です。その社会の諸相は、現代の社会とおどろくほど似ています。不安定な雇用と格差。
自分自身を考えるきっかけになりそうな本です。
先日、テレビで北海道はニセコがバブルになっていると報じられていた。パウダースノーのゲレンデは海外からの観光客でいっぱいになっている。
おどろきは、町中心部の飲食店街。ラーメン2,000円、牛丼おなじく2,000円、バーガー1,700円(だったかな?)というお値段。中には、安いと品質が悪いと軽く見られるので大幅に値上げしたという寿司屋も登場していた。
そして、町一番の高さのマンションの分譲価格が10億円とのことで、海外の人が購入済み。
まあ、そんなこんなで海外マネーのバブル真っ盛り。
私が腹が立ったのが、小汚い金髪をしたコメンテーター。曰く「高いと思っちゃだめなんスよ。NYはもっと高いッス。日本人にも身近になるように賃上げが期待されるところッスよ」。2,000円の牛丼を日本人が安安と手に入れる日は来るのか?
しかし、日本の国はまずしくなってしまったものだ。