けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 オリンポスの神々

オリンパス粉飾決算疑惑が気になって、新聞をたくさん購入して、ぽつぽつと読んでみた。
驚いたのは、「飛ばし」の元ネタ(損失)が1990年代のバブル崩壊頃までさかのぼるということ。
欧州の金融危機でもリーマンショックでもなく、はたまたドットコムバブル崩壊(2000年頃)でもなく、なんと前世紀の遺物だったとは。
ネット記事から適当に引用してみると、

オリンパス、投資家の動揺高まる―存続への疑問も
 【東京】オリンパスが8日の会見で、1990年代からの損失隠しを認めたことを受け、同社がした説明と同じくらい多くの疑問が浮上している。(中略)発表により、日本の産業史上ほとんど例のない長期にわたる損失隠しが明らかになったためだ。
(太字化は引用者)

1990年代。山一證券北海道拓殖銀行等が、週末ごとにぶっ飛んで逝った時代。しかし、それらの多くは金融関係の会社。しかし、オリンパスって、内視鏡に代表される超事業会社じゃないか。
新聞を紐解くと、90年代は、本業の売上が頭打ちとなって、ついつい副業たるべき財テク(死語?)に走っていたとの事。事業会社も含めて。
で、そのツケが20年という長きに渡りツケ回しされて今日に至ると。うーむ・・・。