けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 これから僕らは、薄着で「笑っちゃう」。

ブログぅ〜♪なんてー終わりさぁ〜♪

と、清志郎の曲に合わせて鼻歌ブイブイしていた私ですが、とても気になることがあったので書きます。

■「放送禁止歌」ラジオ特番で一挙放送

新潟県中越沖地震柏崎刈羽原発の火災があったタイミングでもあり、原発を問題視した内容のため発売中止に追い込まれたRCサクセション「サマータイム・ブルース

と、RCの「サマータイム・ブルース」が紹介されていますが、これをキッカケに同曲が収録されたアルバム

カバーズ

カバーズ

の凄さと言うのは、アルバム最後を締めくくる、かのJ・レノン先生の「IMAGINE」のカバーである(かもしれない)ことを知っていただきたい。Japanese Lyrics by K.Imawanoとクレジットされた同曲の歌詞を引用しましょう。

夢かもしれない
でも一人じゃない
(略)
ぼくらは薄着で笑っちゃう
ああ 笑っちゃう

J・レノン先生を崇拝する方々には申し訳ないですが、「ぼくらは薄着で笑っちゃう」という一節、これこそが”Imagine”です。「サマータイム・ブルース」を聴いて「原発を問題視」するのも想像力ですが、「薄着で笑っちゃう」という一節を想像してみましょう。

−−−
ここまでは枕。とても気になる話題はこちら、

■「あの時僕らは勝っていた」柏崎総合高(cache)

柏崎総合高は16日の地震発生時、柏崎市内の佐藤池(さとうがいけ)球場で6−1で迎えた5回裏の攻撃中に被災。現3年生には公式戦初勝利目前で惜しくもノーゲームとなったが、小池貴裕主将(18)は、地元を盛り上げるためにも再試合で勝利を誓った。
(略)
部員15人、マネジャー7人、合計22人の小さな部だ。
(略)
試合はノーゲームとなり、22日以降に再試合となることが決まった。1年生の時から公式戦での白星はなく「まず1勝」が最後の夏の目標だった。悲願の初勝利に手が届くところまできながら、地震に白星を奪われた。やり場のない悔しさ。
(太字は引用者)

夏の全国高校野球が大変なことになっているようだ。甲子園の抽選会は8月5日。新潟県大会は、7月25日に決勝が行われる予定になっていて、もちろん抽選会には余裕をもって臨んでいた。そこに、中越沖地震発生。

上記引用の試合映像が、朝のニュースで詳細に放映されていた。柏崎総合高校5回の攻撃途中、同校主将が一二塁間を破るヒット性の打球を放ったところで、画面は揺れ動く。次の瞬間、打者は地面にうずくまり、投手、審判も膝を着いた。映像の右中央部分では、主審がゲームの中断を宣告しているのだろう。両手を大きく虚空に振る。音声は、スタンドの阿鼻叫喚。

白球が消えた瞬間。

−−−
地震に白星を奪われた。」柏崎総合高校の22名の部員や関係者には、ここでこそ「ぼくらは薄着で笑っちゃう」という想像力を発揮して欲しい。米1票ではなく、ふんどし一枚の想像力。ガンバレ!