けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 北の大地が揺れた夜

「テレビの画面が壊れているわけではありません。札幌ドームが揺れているのです!!!」

というアナウンサーの叫びが終わる前に、稲葉選手がトドメの一撃のスリーランホームランを喰らわせたファイターズが、6-1で第三戦を勝利した。

しかし、私が注目したポイントは一回裏、一点ビファインドの場面での突撃隊長1番森本選手の初球打ちのヒットだ。ドラゴンズ朝倉投手に、考える間を与えることなき一撃を与える一打である。その後、浮き足立ったドラゴンズ守備陣は、谷繁捕手のフィルダースチョイスで、ノーアウト一塁、二塁。解説者は述べていた。

森本選手と田中選手(引用者注:バントをした選手)の信頼感です。森本選手は、田中選手が、しっかりと決めることを信じて、スタートが素晴らしかった。

そして、試合の分水嶺は、六回表のドラゴンズ、ウッズ選手の三振場面。一回戦では、ダルビッシュが(ベンチの指示もあったとの評もあるが)、ウッズを逃げていた。試合の前半から、逃げ腰の外角攻め。ところが、今日のリリーフ投手は、しっかりと胸元を攻め、外角で踊らせ、微妙なハーフスイングを挟み、最後は「これぞ、三振!」という攻め方で、彼に勝利した。

個人的には、八回裏にファイターズ田中選手が送りバントを決めた後のスタンドの様子が印象に残った。飛び跳ねながら「ケンスケ」というプラカードを掲げる女性の笑顔。そして、アナウンサーの言葉。

寒い冬をこれから迎える北海道に・・・(以下、聴き取れなかった)

という言葉。出来合いではあろうが、私の胸に切実に刻み込まれた。