けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 北陸道でつかまえて〜その2

けっこう忘れていた。
けろやん。メモ:北陸道でつかまえて〜その1
北陸道二日目。オー・マイ・バースデイ!
「けろやーん!誕生日おめでとー!」とか「ヘイ・ケローヤン!グッド・バースデイ!」とかありえない話だろうなあ・・・。と思って起床したら留守電が到着していた。前日の23時38分。
おやおや先走っていやがるな!って留守電に問い合わせてみると、

こんな時間ですけどカラオケ行きませんか?

いま北陸なんですけど・・・。誕生日&北陸っていうのは吹聴しまくっていたんで、キミも知っているはずなんだけど。こんな時間にカラオケとかありえないんだけど。
バッド・トリップ・バースデイ・・・*1
−−−
(2)永平寺
曹洞宗大本山永平寺へ。前日の打撲箇所が痛むし車酔いも酷かったので、正直、友人の家で身体を休めたかった。
永平寺

軒を連ねる土産物屋。それぞれの店に駐車場が併設されていて、駐車代金無料。「帰りによかったらお土産をどうぞ!」というシステムがおもしろかった。店員さんに車のキーを渡すと超絶テクニカルに車を並べていた。
なにはともあれ、連休の真ん中ということもあり、人いきれが物凄くて、はやばやといそいそと帰りたくなった。
永平寺。まずは大広間に集合。若い雲水が朗々とした声で寺の由来とかを説明してくれる。「私がこのように講釈するのは(仕事ではなく)修行の一部なのです!」なんかえらそうでムカついた。
で、寺内を巡る。人に押されるように経路を回っていると、突然、目の前に雲水さんが現れて、突然、なんかの部屋の中を向いてお祈り(?)を始める。なんだか不条理かつ異界なる景色だった。私は「宗教」*2を垣間見た気がした。
また、細かいことだけど、毎朝磨き上げてつるつるになった廊下が人工的で違和感を覚えた。私は、ささくれだった廊下の山寺が好き。
さて寺内の巡回が終って、人間味が溢れすぎる土産物街へ。言葉は悪いけど寺の結界から人間世界に戻った気がした。
人間世界。友人の父上がたくさんの土産を買ってきて「けろちゃん、荷物になるだろうけれども持って帰ってくれ」。人によるとは思うけれども、客人に対して、これでもか!ってくらいに歓待してくれてとても嬉しかった。
私も私への誕生日プレゼントを買うかな、ということはまったく考えていなかったけど、購入した。

身体の痛みなどで、永平寺はあんまり楽しめなかったけど、これだけでも大きな収穫だったな。
北陸道はまだまだ続くよ!

*1:ここまで脚色なしの実話。

*2:「」から意を汲んでね。