けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ドボルザーク覚書

クレンペラーつながりで、チェコものに突入した。

ドヴォルザーク:交響曲第9番

ドヴォルザーク:交響曲第9番

ドボルザーク交響曲「新世界」。ブラームスベートーヴェンなどのドイツものかのように、聴きまごうばかりに、どっしりした演奏。本当に、知らずに聴いたら、ベートーヴェンみたいだ。

そして驚くのは第四楽章。ツッティ(全体演奏)なのに、鳴り響く木管楽器。主メロディーに被さるものだから、別の曲のようになっている。だが、それがいい

この曲の定番は、こちら、みたいだ。

ドヴォルザーク:交響曲第9番

ドヴォルザーク:交響曲第9番

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カスタマーレビュー
全体的に非常にバランスが取れているのではないかと思います。
テンポ、メリハリ、弦楽と金管の調和などの面で優れている感じました。

たしかに、非常にタイトな演奏。聴いていて気持ちよくなってきます。

もう少し民族的な音楽に仕上げたのは、こちらかな。

チェコの音楽はチェコの指揮者、楽団が演奏しなければならない!とは、まったく思いませんが、聴いているとチェコの情景が脳裏をよぎります。ってのは、私の先入観のせいかな。

カレル・アンチェルは、

カレル・アンチェル - Wikipedia
1939年にチェコナチス・ドイツ支配下に入ると、ユダヤ系だったアンチェルプラハ響を追われ、家族全員が1942年11月12日にはテレジーンの強制収容所に送られる。さらに1944年10月15日にはアウシュビッツに移送、収容所で家族は虐殺され、アンチェルのみが生還した。

という悲劇に見舞われている。