けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 欠落感のようなもの

先日、顔の広い友人とその知人女性2人とで飲みに行った。私たちがもう少し若ければ、こういうのを合コンと言うのだろう。でも、私たちはイイ歳した人間なので、「飲みに行った」ということになるね。

場所は、先日、私が五年ぶりくらいに一人で再訪した薩摩料理の店。店の佇まいは変わっているようだったけれども、きびなごの刺身、さつま揚げなんかが、べらぼうに美味いんだ。

女性二人もさっぱりしていて、気持ちの良い笑顔が雨空に光っていた。結構飲んでカラオケなんかに行って、最後は電車がなくなり、私の部屋で部屋飲み。

別にナニするわけでもなく、クラシックギターのデュオを収録したCDを低く流しながら、酒を舐め、話をぼそぼそする。こういうヤリトリっていいな。肩肘張らずにのんびりとした雰囲気。

しかし私の中で、儚げな寂しさがふいに顔を出し、眠りに逃げた。目が覚めたら、女性二人は書置きを残して、部屋を出て行った後だった。