けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 遠い煙と崩落した小屋

将来、私は八ヶ岳の麓に小屋を作って棲む計画を立てている(多分一人で・・・)。天気が良い日は山に登ったり、キャベツ畑の手入れをしたり。雨が降ったら楽器の練習をしたり、読書に勤しんだりしてなんてね。
しかし、その計画の遂行に困難が生じたときのため、千葉県の奥地にある「別荘」を視察してきた。

40年位前の姿。父が一人で建材を運び建てたそうな。屋根は脚立が手元になくて、即席の梯子を作って取り付けたらしい。
当時は周囲に田んぼと用水池が点在するぐらいで人気がまったくないのどかな田園風景が広がっていた。もちろん、電気もガスも水道もなかった。
水はポンプで汲み上げ、電気は灯油ランプを屋根から吊り下げ、ガスの代わりに庭にブロックでかまどを作って薪で火を熾した。
そのかまどの火を使い、飯盒で米を炊き大鍋でカレーなんかを作って食べた。薪の煙に燻されたカレーの美味さは忘れられない思い出。今では周囲に建売の家がたくさん建っていて、かまどで飯炊きはとてもできないなあ。
というか、現在の様子。


かまど云々というまでもなく、何もかも駄目だろ?まあ、地面があるので、小さな庵でも結んでしみじみと暮らすかな。なんてね。