私は都会で暮らしているけれども、自然が大好きです。また、私の一番好きな映画は、「となりのトトロ」なんですよ。「風の谷のナウシカ」も十本指にはいりますね。
だからといってはヘンだけど、宮崎駿監督に対してうらみつらみは特にありません。まあ、一人の傑出したクリエーターというぐらいの認識です。
さて、昨日からニュースにその柔和とも表せるであろうヒゲ面が、アップで写されています。そう、以下で書いた「鞆の浦」の話題に関してですね。
さて、今日は、ほかの記事を引用してみます。
埋め立てについては賛成、反対の立場は取らずに裁判の行方を見守ってきた宮崎監督。今回の判決については「大変な文化財を破壊するには、準備も計画もずさんだったという判決は非常に的を射ていたと思う」との見解を述べた。
(太字化は引用者)
うーん。なんというか違和感があるんだよなあ。裁判中は、賛成・反対の立場は取らず、というのは納得。しかし、判決後の見解はどうなのかな?
彼は地元住民ではない、ただの通りすがり(ストレンジャー)に過ぎないわけで。社員旅行で気に入って、今度は滞在して構想を練って、という流れでしょ?
その彼、すなわち某が、良い意味での後出しだとしても「準備も計画もずさんだった」って、公に述べるのは良くないと思うな。
また、マスコミも「ポニョだ!ポニョだ!」という力点を置いた報道は、慎むべきだと思う。繰り返しになるけれども、ポニョを作った某さんの見解に過ぎないのだから。
■参考リンク
町のご隠居さん(失礼)のご意見。
鞆の浦判決がポニョ関係で話題といえば話題だが特に関心を引くものでもないようだ。外部要因も大きいが、「政権交代不況」が可視になりつつある。