読了日:2021年9月17日(金)
読書経緯:Kindle Unlimited
書誌情報:2018年3月1日 初版発行
<感想>
紙のノートに手書きで書く。アナログ。
考えるために書くので、検索性は二の次。
思考の見える化。見えたところで思考する。
ノートは何度も繰り返し読み、追記するなどの加工を施す。
著者の資産が三億円云々といった話が出てくる胡乱の書だが、書いてあることはまっとうで、大いに参考になった。
以下引用。
頭の中だけでは、思考はすぐに流れて消えてしまう。頭の中の思考だけでは、すぐに堂々巡りになる。頭の中だけでは、発想を構造化するのは難しい。だからこそ、思考を紙の上に落とす必要があるのです。
書くという手の動きは、脳への刺激となって、脳の働きをより活性化させます。さらに、書いたものを資格で認識することによって、より深く頭に入ります。
不安や悩みに支配され、何も手につかないとき。そんなときは、自分の感情をノートに書いてみるのです。自分がいったい何に不安を感じているのか、なぜ落ち込んでやる気がなくなっているのか。
行動を妨げている心の障害を見えるようにすると、実は悩んでもどうしようもないことだったり、落ち込むほどのことではない小さい問題だとわかったりして、気持ちがスッキリします。悩みごとを人に話すことと同じ効果があるわけです。
評価:5/5