けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

名刺代わりの小説10選(国内編):後編

ツイッターに投稿(2022年5月18日)した#名刺代わりの小説10選(国内編)メモの後編です。

前編はこちら。
名刺代わりの小説10選(国内編):前編 - けろやん。メモ

さて、いくぞ!

6.今野敏「隠蔽捜査」(新潮文庫

警察小説にここからの切り口があるのか!と驚いた記憶があります。

いまでもオッカケしているシリーズなんだけど、最近は低調かな・・・。

7.米澤穂信「黒牢城」(角川書店

2021年末の各誌開催のミステリ賞レースを総なめにした本書。

単行本ながら、さっそく購入して読みました。

そして年明けには直木賞および本格ミステリ大賞も受賞。

後者の受賞発表は2022年5月13日だったのですが、私はツイッターに張り付いていました。そんなんで、この日が私のツイッター実質デビューの日なのです。

8.京極夏彦鉄鼠の檻」(講談社ノベルズ)

かつて本を解体して3分冊にして読んでいました。
not書評:山田正紀「ミステリオペラ」~僕の右手を知りませんか? 10月22日(土) : けろやん。焼き芋。

9.倉知淳「過ぎ行く風はみどり色」(創元推理文庫

倉知淳。私の大好きな作家です。

倉知淳「皇帝と拳銃と」(創元推理文庫) - けろやん。メモ

倉知淳「作家の人たち」(幻冬舎文庫) - けろやん。メモ

倉知淳「シュークリーム・パニック」(講談社文庫) - けろやん。メモ

最近では、短編小説の名手というとらえかたがされているかもしれませんが、本書はわりと分厚い長編作品です。

そして、ハートウォーミング全開の快作!

ミステリにあまり縁がない方にもオススメの作品です。

10.麻耶雄嵩「翼ある闇」(講談社文庫)

ブチこんだろーかい!な一作。

ミステリのギミックをすべて、そのまま放り込んだようなミステリ。

なにしろ探偵が2人出てくる。

そんなわけで、私の「10選」にもブチこんだ作品。

乱暴な書き方ではありますが、本格ミステリとはかく「も」あるべしものだ、というのが実感できる作品ですよ。

(参考)
本文が私の「10選」の本体ですが、他のジャンルでも書いていました。メモしておきます。
kerodon.hatenadiary.org
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(本稿以上)