けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 視線恐怖症への(個人的)対処方法。

読んだ。
極東ブログー「マスク依存」の何がいけないのだろうか?
相変わらず彼の考えとはズレがあるんだけど、カラみつくわけではないので緊張しないで読んで下さいませ。
さて、このエントリを読んだ後にテレビで同じようなマスク番組があったのでちらりと観た。曰く、マスクする人には3つの要素があるそうな。「美」「温」「精」の3つ。
美については、顔が小さく見える、白いマスクの輝きで目元が明るくなる効果があるとのことで、マスク利用者が多いんだって。温については、寒風に吹かれてピューピューを避けるため。マスクをすると覆われた部分の体温が10℃近く上がっているデータにはびっくりしたよ。
さて「精」。最初は「清」潔のことかな?って思ったんだけど、正しくは「精神」の精とのこと。顔にコンプレックスを抱く人たちが、覆面するような感覚で着用するとのこと。中には器用な人もいて、目と鼻の間にマスクを移動して食事をする姿の女性もいた。
そこまでして覆い隠す口元。番組では見せてくれる人はなかなかいなかったんだけど、2人ほどマスクを取った顔をカメラに向けてくれていた。普通に可愛らしい顔だったよ。
ここで専門家さんの弁が登場した。「このようなマスク依存症状が進行すると引きこもりになってしまう恐れがある」とのこと。私はなんとなくふむふむしながら自分の別なことに思いを馳せた。
記憶が定かではないんだけど、私は一時期視線恐怖症なるものに取り憑かれたことがある。
症状のひとつ目は、他人の目を見れないというもの。もうひとつは、他人の視線が気になり落ち着きがなくなり、挙動不審(とまでは行かないけど)になってしまうというもの。
新宿西口の地下通路のJR・小田急・京王の「スクランブル交差点」では立ち尽くしてしまうこともあった。
このふたつの症状はいまでもときどき発症してしまう。どうしようもないときは、最後の手段としてサングラスの着用で対処する。そうすると他人の目を見れるし、他人の視線が気にならない。
まずさしたる陽光もないところでサングラスをした人間の目を見ようとする人は少ないし、私の目から物理的に他人の視線が遮断される。
そんな若干クレイジーな対処方法は横において。
最近は尋常なる対処法を実行している。他人の目を見れないときは、あえて見るようにする。とにかく焦点を合わせる。このロックオンができたら、あとはわりとすんなりと行ける。目に少し力を入れて相手の目をじっと見るようにするんだ。
このとき、石川啄木のようにじっと自分の手(じゃなくて相手の目)を見ることにならないように、相手が身振り手振りで語りかけてきたら、そちらの手元に視線を移す。そういう意味で、身振り手振りをしない人と面と向かうのって、どうも苦手だ。
一方、他人の視線が気になるときは、目の色を変えるようにしている。冷徹な眼差しに変えてしまうんだ。言い換えると客観的な眼差しに変える。さらに目が顔の横についているようなイメージを持って、視界を180度に大きく広げるようにする。このときに呼吸を抑え気味にするとより効果的。
以上、個人的な対処方法だけど、なにかの参考になれば嬉しい。