けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 情報の身体性について。

最近、新聞を読んでいる。
朝、コンビニに出かけて見出しを立ち読みして、気になる記事がたくさん掲載されているものをテキトーに選ぶ。私は経済関係の記事が好きなので日経新聞を含めて手に取ることが多いかな。

けろやん。メモー良くも悪くも人間が迫ってくる。
日経新聞勧誘事件。これは愚痴です。

罵詈雑言を浴びせてしまったことが悔やまれる。もう一度、試し読みの案内とか連絡先案内が来たら、購読させてもらおうと思っているよ。お頼みもうす(´・ω・`)・・・。
ネット記事と新聞記事について、その情報の受け取り方について書いてみよう。
まずは前者が基本的に無料ということがある。これは大きいよね。ちなみに昨日購入した日経新聞は160円、産経新聞は110円だった。月額に換算すると8,000円。繰り返すけどネットで見るニュースは無料。
ネットニュース。BrexitのときはBBCのサイトをよく読んでいたけど、基本的に読んでいるのはYahooニュースとSmartNews。後者についてはトップニュースと経済、国際、そして(いま確認したけど)CNN、ロイター、あと経済雑誌発のニュースを中心に読んでいる。
読む効率を考えてみよう。ネットで読むより新聞紙の方がスイスイ読める。ネットだと「ヘイ!マイフレンド!マイマウス。ヘイ!クリック&スクロール」のエグゼクティブなイメージがあるかもしれないけど、実際は新聞紙の方が効率的。
これについては、読み方の身体性を考えなくちゃいけない。
(新聞紙の方が効率的な)私の場合、ネットニュースはノートパソコンの画面で読む。これが大きなディスプレイで読む人がいたら、ネットニュースの方が優れているかもしれない。また、私は新聞紙を机で読むのではなく、床に大きく広げて読んでいる。
このような身体性で情報に接するときには、やっぱり新聞紙の一覧性の強みは大きいと思う。
バカデカ白抜き見出しは目につくし、ネットでは読まない日経新聞のコラムをおもしろいなあと思ったり、私の履歴書で連載中の吉野家の社長の話は、一顧だにする必要が無いくらいに回顧話ばかりであるなあと思ったり、産経新聞の読者投稿欄「息子が自衛隊のファンになりました」っていうリードが目に飛び込んできたりして。
回顧談は横において。
この一覧性については、ネットニュースにその優位性が秀でていると思われる経済面でも大きい。「株価がじりじりと上がっているんだけどなぜなんだろう?」という思いで見ると、「株価は堅調であるが売買高は少ないのである」という情報が飛び込んでくる。
で、本来の疑問である株価が上がっているについては、新聞紙ではあんまり詳しく書いていない。「てめえで考えろや!」ってことなのかもしれないけど、これについては情報量の絶対的な限界だよね。とりあえずの収穫は、(既に持っている情報)株価が上がっている、(新たな情報)売買高が少ないっていうものにとどまる。
ネットニュースではさらなる情報の(そして思考の)広がりは発生するだろう。
でも、何かを知りたい!から付随的に他の情報が目に留まるというのは、一覧性の大きな強みだと思う。経済面の大きな記事の下に掲載された小さな記事。たとえばソシエテ・ジェネラルの社長交代人事の記事が目に入って、この時期の(若い)新社長就任の背景はなんだろう?っていう疑問が沸き起こったりする。
この辺りについては、ネットニュースの効率性について書いておかなくちゃフェアじゃない。
先に上げた例で述べると「株価が上がっているけどなんだろう?」については、たとえばその疑問のきっかけがネットニュースだったとするならば、その身体性として検索したりクリック&クリックとかに及ぶことがすぐにできる。そして、その疑問はさまざまなメディア(良質な個人ブログも含む)を読むことで氷解する。そして思考も広がる。
先に述べたSG新社長についても、その経歴をネットで調べて情報を得て、その上で自分の頭で考えたら、おもしろくなるかもしれないし。
ただ、新聞紙の「てめえで考えろや!」っていう寸止めっていうのも大切だと思うんだよなあ。
このロジックは卑怯だと思う人がいるかもしれないし、私が新聞紙の回し者だと思う人がいるかもしれない。でも少なくとも後者ではありませんよ。

日経新聞勧誘事件。これは愚痴です。
挙げ句の果てには「では10月からの予約でいいですよね」。2ヶ月先の予約と来たものだ。私は彼に徹底的な罵詈雑言を浴びせかけた。罵詈雑言の内容については、私の人間性が疑われるから省略。

新聞紙に戻って。
私が評価するのは(というか好きなのは)広告が見れること。私のネット環境が広告を完全にブロックしているということもあるんだけど、広告を読めるのは嬉しい。広告出稿主は金があるところである、という俗説は最近では的を射ていないと思うんだけど、広告から読み解ける社会の流れはあると思う。
いまの広告の大部分は車や不動産。前者はその物品的性格として、いつの時代でも(販売手法として)広告依存的な面があると思うけど、不動産広告の量についての最近の状況は尋常じゃないと思う。
不動産そのものの広告量もそうだけど、不動産投資やマンション経営についてのセミナー開催の告知がすごい。
この間は、別々のセミナーがそれぞれ紙面一面を使って告知されていたんだけど、そのいずれにも竹中平蔵さんが登壇するって書かれていた。彼を批判するわけではないけど、これは事実であり、小泉元総理(の上がなんだかわかるよね?)の息がかかった人間が不動産を持ち上げているんではないかな?と私は思ったよ。
書いた。

けろやん。メモー株価落ちた日本死ね:1ドル90円台が目前。もめごとはイヤだよ(´・ω・`)・・・。
チェックしていないけど、経済最後の牙城の不動産セクターもトンでるんじゃない?J-REITとか。これ決壊したら、大デフレッション突入だと思うよ。

そんなこんなで、ニュースはネットからだけではなく、新聞紙からも読んでみると、違う側面が見えてきて興味が湧いてくるよ!という話でした。