けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 英国のEU離脱決定の日本市場への影響。

2016年6月24日(金)。国民投票にて英国がEU離脱を決定。
NHKが開票開始からテロップで残留票と離脱票の推移を放映していたが、私はそれを無音で見ながら、スマホとパソコンで株価・為替動向を注視していた。

一日明けて、東京新聞6月25日付朝刊「英国民投票ドキュメント」という記事を参考に、株式・為替市場の動きをメモしておきたい。時間は日本時間。
06:00 投票締め切り。開票作業始まる。
07:46 静かに伏線が投じられる。独立党党首の敗北宣言だ。
イギリスの国民投票、残留派が勝利?英独立党党首「EU残留が勝ったようだ」
08:30 382ヶ所の開票所のうち5ヶ所集計終了、離脱と残留が接戦。
09:00 東京株式市場開場。
当初は売り買い錯綜。独立党党首の敗北宣言とリアルタイムの開票結果の乖離に市場参加者の心理が揺れる。
11:30 172ヶ所の開票所の集計終了、離脱支持が51.2%でリード。
11:45 円相場が2年7ヶ月ぶりに1ドル100円を突破し99円近辺に。
この時刻は株式市場は昼休みで立会取引は行われていない。
12:30 (後場立会開始)東京株式市場の日経平均株価が一時1000円下落。
12:40 英BBCなどの複数のメディアが離脱支持が勝利と報道。
15:00 東京株式市場の平均株価終値は14,952円(前日比1、286円安)と今年最安値に。下げ幅は2000年4月以来の大きさ。
私は離脱が決定した場合の株価は、瞬間的に1,500円安(下落率10%程度)をつけると予想していた。その根拠は、残留を訴える女性議員が殺害された悲劇から、趨勢は残留に傾き、市場もそれを織り込んでいたと考えていたから。
そこまでの下落に至らなかったのは、離脱ショックを前場開始から3時間40分にわたって緩和したからだと思う。その中には、ドル円が100円を割った時に立会が行われていなかったことも含まれる。
世界各国の株価を整理しておこう。
日経225は先に記したように14,952.02円で1286.33円の下落。下落率7.92%。その後に始まった欧州市場。それぞれ下落率だ。ドイツDAX:ー6.82%、フランスCAC:ー8.04%、イギリスFTSE100:-3.14%、アメリカNYダウ:-3.38%。中国は知らない。
株価の下落率は時間の経過とともに低くなっているようだ。しかし世界の混乱はまだまだ続いている。

(参考)
世界各国市場の株価グラフあり。
市況かぶ全力2階建-ブリカスEU離脱ショックを一身に浴びた日本市場、歴代8位の下落幅を記録