けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 病気についてその2:入院するに際して便利なものをメモしておこう。


みたびの外泊ということで時間があるのでメモしておこう。今回の外泊は、完全退院対応を目的としたものと「クスリを抜く」のを目的としたものであるらしい。
クスリを抜く。こえー!とはいえ問題のクスリは、入院中に服用していた炭酸リチウム(リーマス*1という一般的な(たぶん)やつを抜くとのこと。
外泊とはいえその間は入院ベッド代金etc.がかかるから早く退院させてほしんだけどなあという気持ちもある(´・ω・`)・・・。さておき炭酸リチウムは何年にもわたって服用していたけど「抜く」っていう行為とその概念は初めてだぞ。
さて、そんなわけで少し時間があるので、「入院中にこれがあって助かったぞ!便利だったぞ!なもの」をしょうかいしておこう。
まず、ひとくちに入院といっても、大きく治療入院と療養入院という分け方ができると思う。私の場合は、完全に療養型の入院でした。
けろやん。メモー病気についてその1:アルゴリズムの暴走
1.着替え類
骨折治癒等を目的、あるいは盲腸(腹膜炎)の予後経過を診るというとした治療型であるならば、パンツ一枚で一週間オケーだと思う。いやもちろん男女の性差や盲腸切除後の清潔性の保持は大きなエフェクトだと思うのでチョット大げさね。
しかし、そういうのを横において、たとえばパンツを2日間ふつうに履いて過ごして、3日目に裏返して過ごして、そのあとテキトーで一週間とか。
ただ、これが療養型になると、病院という非日常の空間で快適に過ごす事が大目的だから、できることなら毎日洗いさらしをに履き替えたい。私は部屋に存在する6着を持っていって、毎日着替えて過ごした。
2.薄手のタオル
私は普段使っているバスタオルを持って行き、快適に使っていたんだけど、薄手のフェイスタオルで十分じゃないかな?バスタオルはオーバースペックな感じがしたなあ。一日に何回も風呂にはいるわけじゃないからさ。ただし部屋がえらく乾燥していたので、その防止策としてバスタオルは活躍したかもしれない。さておき、重要なのは普段使いのモノってところだね。私はユニクロさんの世話になりました。
3.大学ノート
えっといまはキャンパスノートっていうのかな?B5サイズのノートです。

私は、診察で聴きたいことやレシート、気になった新聞記事の切り抜き(貼ってあるやつは自腹で購入した新聞からの切り抜きですよ)など、なんでも書き込んだり貼ったりしていました。人によっては小さいメモ帳に症状を記載して受診する人もいるかと思いますが、キャンパスノートだと大きいのでなくしてしまう(なくすことは殆ど無いと思いますが)しんぱいがありませんので安心です。
4.草履(ぞうり)
病院というとスリッパを連想する人も多いかと思いますが、ゴム草履は重宝します。風呂に入った後に、しっかりと拭かなくてもするする履けますからね。でも転ばないように気をつけてね(´・ω・`)。また乾いた状態で廊下を歩くのにもスリッパに比べて安定性に優れています。ゴム底だからです。5.外出着、部屋着、寝間着
入院していると寝間着でうろうろしている人がたくさんいます。見苦しくてイヤですよねえ(´・ω・`)・・・。ということは、観ている私も病人なので苦しくもなんともないのですが、起きて活動しているときは部屋着で動いて、眠るときに寝間着に着替えたほうが良いです。とくに療養型だと眠ることはとても大切なことなので、「よし!眠るぞ!寝間着になるぞ!」というメリハリが大切かなって思うなあ。
6.体系的な本
病院の売店に売っている本*2は読みやすくて楽しい麺もあるんだけど、やっぱりチョット小難しい本を読みたくナリましたね。とカッコ良いことを書いていますが、このコムズ本は読まなかったので、やっぱりいらないかもしれませんね(´・ω・`)・・・。
7.電子辞書
これはスゴイ!普段使わないから知らなかったコンテンツなんかもたっぷり入っていて、ずいぶんと楽しめました。また、わたしの物体には医学関係の辞書が入っていたので、わたしにとって未知なる病気である甲状腺ホルモン障害についての基礎を知ることができました。
ちなみに私の入院病棟では、スマホなどの使用は徹底的に厳禁されていたので(後述)、ネットで調べるわけにはいきませんでした。
医学関係の辞書@電子辞書。もちろん使い過ぎはダメですよ。病院なので専門家である医師や看護師さんたちがいるのでそちらの情報を参考にしましょう。そして「えーとねー、わたしのじしょにはこうかいてあるんですけど、あなたのあたまのじしょはおかしくないですか?」とかになったら最悪ですしね。
8.懐中電灯

私は睡眠障害の関係で個室をあてがわれていたので、どうしても眠れない時は部屋の電気を活用することもできたんだけど、その電気の真下に机を移動して活動していたら、狂ったように叱られたので懐中電灯を持ち込みました。
最近の懐中電灯はしっかりしていて光量の調整もできるので、みなさんが大部屋に入院された時もひっそりと使うことができると思いますよ。便利でした。
9.シーブリーズ
入院が長くなると臭いがきつくなってきてしまいますよね。そんなときにシーブリーズです。スッーとした清涼感のある香り。実際の私を知っている人には信じられないかもしれませんが「けろやん。って清潔だよねえ!」って何人もの女性に言われました(´・ω・`)エッヘン!
でも気をつけなくちゃいけないのは、シーブリーズを振りかけましたからって清潔になるわけではないってこと。ただの匂い消しにすぎないよね。しっかりと風呂に入らないと清潔にはならないよ。
ではなぜにシーブリーズかというと、その匂いなんです。入院生活ってマンネリ化してきちゃうでしょ?そんなときにチョコっとシーブリーズを指に垂らして鼻でスッーと嗅ぐ。なんだか危ない感じもするからほどほどがとても大切だと思うけど、気分転換になるよ。
あと私は、昼間にはぜったいに眠らないようにしていたから、眠くなったら鼻でスッーをして眠気を飛ばしていました。効果てきめんだったよ。ただしやりすぎると先に書いたように危ない感じだから気をつけてやってね。
さて、ながくなったけどここからが個人的な本題。
10.iPod
私はふだんの生活からiPodがないと苦しくなってしまうのだけど、入院中はとにかく大切でした。

夜中に電源が切れた時のために予備も準備していたよ。ちなみに充電はスタッフルームで完全管理だったんだ。
私の得意技は「おまえと話したくないんだ!」「おまえのことは嫌いなんだ!」オーラを発すること。病院という特殊空間だからそういう得意技は大いに発揮できるんだけど、そんなんばっかりしていると疲れてしまっちゃうよね。
そんなときにiPodのイヤホンぶらぶらさせていたら、オーラがいらなくてオラオラできちゃう。本当に便利だよ。
あと病棟内ではスマホは厳禁だったので、スマホを音楽プレーヤーに使っている人たちは本当に苦しんでいたものだよ。
11.フードのついたシャツ(パーカー)
入院当初のデフォルト姿です。*3

私の病状については、少し書いたんだけど、簡単に書くと情報過多だったんだ。耳から入る情報。目から入る情報。それらを遮断するために雪山用のサングラスをかけて(日常視覚情報大部分遮断)、iPodをぶら下げてパーカー被り(日常聴覚情報完全遮断)していた。
この写真が「入院するときに便利なもの」の参考になるとは思わないんだけど、フード付きのパーカーだけは参考になると思うよ。たとえば大部屋で賑やかなときに静かになりたいなあなときにフードを被っちゃうんだ。世界がだいぶ変わるよ。
こんな感じかな。みんなが入院したりしないことを祈っているけど、万が一の時にはつまみ食いしながら参考にしてくれるとありがたいな。

*1:前に詳しく書いたよね。

*2:私の入院している病院には本は売っていませんでしたので、近所のコンビニを利用していました。

*3:病棟内は撮影もちろん厳禁だから、さきほど部屋の中で撮影したものです。