最近、ジャズを聴きながら移動することが多い。ロックがうるさく感じるね。こういう感覚ってほとんどないんだけどね。
- アーティスト: リー・モーガン,ジャッキー・マクリーン,ハンク・モブレー,ハービー・ハンコック,ラリー・リドレー,ビリー・ヒギンズ,テッド・コーラー,ハロルド・アーレン
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: CD
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音楽というか音源の話。
ようやく音楽が「プラスチック製の円盤」から解き放たれつつある
よく読んでいないんだけど私なりに気がついたことを書いておこう。これからはパッケージの円盤(CDのことね)からストリーミング配信することに音楽業界は流れていくという趣旨の話だ(った)と思う。記事を読み返すのが面倒くさいので「思う」だね。
さて上記記事の話の入口はCDなのだがアナログ盤(レコードのことね)から音源の推移を考えてみると、とにかくミニマム化が著しい。でっかい円盤、ちいさい円盤、よくわからんストリーミング。まあこの縮小化の流れは順当な進化だとは思う。
ところがこの三者を考えてみると別のことが頭に沸いた。それは形状の進化だけでなく、じつは音源の劣化も進化しているということ。アナログレコードのデータを圧縮してコンパクトなパッケージにしたCD。そして使ってないから書くのもなんだけど、おそらくはデータがより収縮した配信の音源。
この現象は音楽世界にとどまらない。スマホという小さな物体でするする検索したり、ニュースを閲覧したりする。このスマホという怪物の驚くべき沸点はYouTubeの視聴だ。なぜにあんなに小さい画面で映像を楽しめるのか?まさに怪物ここに極まれりだ。
さておき。私はCDパッケージ派。ストリーミングとか偉そうに書いてたくせに、じつはよくわかってないんだけど、とにかく音源配信サービスは使わない。
ひとつには私の求める音源が配信サービスに乗っかっていないから。これは非常に大きく徹頭徹尾反論の余地がまったくない大義名分である。ただし実のところの本音ではパッケージされたものが好き、というかパッケージされていないものが嫌いなんだ。
この本にもパッケージ由来の物欲の話が詳しく書かれている。
- 作者: デイミアン・トンプソン,中里京子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/10/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とりとめもなく書いてきましたが、音源の劣化と映像の劣化について考えさせられたという話でした。