けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ドローンを規制する一発目の銃声が、風呂で屁をこいた音のようなものだった件について(追記あり)。


いつからいたの?
ドローン問題勃発。首相官邸の「屋上に落ちていた」ことが問題の発端。
NHKニュース-首相官邸屋上に「ドローン」落下(2015年4月22日 11時42分)
腰の落ち着かない表現にむずむずしていた。

「ドローン」1機が落下しているのが見つかりました。

「ドローンが落下していました」「ドローンが見つかりました」なら違和感がないのだが、「落下しているのが見つかりました」っていうところにむずむず。
また「落下した!」であるならば、その危険性がシグナルとして容易に想像できるのだが、「落下している」という完了形が醸し出す牧歌的なニュアンスにもむずむず。
さておきドローンの物語が始まった。

「ドローン」1機があるのを職員が見つけて警視庁に通報しました。

転がっていたところを発見されたとのこと。

いつ落下したのかなど詳しい状況を調べています。

いつから転がっていたのか調べるとのこと。

ホワイトハウスの敷地に小型の無人機、ドローンが墜落し、

これには「落下した!」という恐怖感が喚起される。歩いていて頭の上に落ちてきたらどうしよう・・・。即刻規制しろ!
NHKニュース-ドローン落下 屋上の確認は1か月前(2015年4月23日 12時06分)

小型の無人機「ドローン」1機が落下しているのが見つかったものです。

やっぱり腰が落ち着かずむずむずする。もちろん「落下した!」感なし。

「ドローン」は官邸の職員が、新しく配属された職員の研修のために屋上に上がった際、偶然見つけたということですが、

緊張感がまったくない。

屋上には先月22日にヘリポートが利用されてからの1か月の間は誰も上がっていなかったことが、捜査関係者への取材で分かりました。このときはドローンはなかったということです。

足跡のない密室空間の様相。「落下した!」という危険性のシグナルからはますます遠ざかる。しかしハイテク機器ドローンへの対策が提言された。

今回の事件を受けて、警視庁は官邸や国会議事堂の周辺数百メートルの範囲で警備を強化しています。具体的には、上空に不審なものが飛んでいないかや「ドローン」を操縦している人がいないかどうかなどの確認や、不審者に対する職務質問を徹底しているということです。

不審なものが飛んでいないかを警備する。操縦している人がいないか確認する。不審者に職務質問を徹底する。
あまりにも安易にすぎないか?ドローンを甘く見てやしないか?というかドローン自身が「ぼくはもっとできるんだ・・・」って泣いていやしないだろうか?
さておきドローン騒動が幕を上げた(のか?)。
(参考)
DJI japan、同社ドローンの飛行禁止区域に「総理官邸」と「皇居周辺」を追加
飛行禁止区域とかいうかったるい方向に話が進んでいくみたい。これも「落ちてきた!」のではなく「落ちていた」から効果といえようか。
枝野幸男氏がドローンの墜落めぐり政権を批判 危機管理体制の甘さ指摘
屋上に落ちていたとはなにごとだ!危機管理体制がなっていない!「落ちていた」ことで危機が対テロに限定されてしまっている。「落ちてきた!」ならこんな悠長な話にならないと思う。
将棋ソフトを「ハメる」のはいけないこと?単なる機械に我々が感情を掻き立てられる理由
いつか私たちの心がドローンに向かうかもしれない。
ドローンと航空法
おや?ドローンくんの本名はラジコンマルチコプターっていうんだね。ほかにも勉強になることが書いてあります。

(追記:2015年4月25日 09:50)
件のドロンを操る「ドロンパ」が出頭した模様。
官邸ドローン事件 福井の40代男が出頭
容疑は威力業務妨害セシウム入りの砂(当初の報道では液体)をドローンが持っていなかったら、容疑もなにもなかったんじゃないのかしら?
ドロンパはブログを書いていた模様。

ゲリラ参-グリフォン発見
ヤフーニュースで「官邸にドローン」
遅せーよ職員!てゆーか警備員じゃないのか・・・2週間放置て・・・

いまだに閲覧できるというのものんびりしている。さておき、このブログによると4月12日(日)の福井県知事選に合わせて騒ぎを起こそうとしたらしい。ところが2週間気づかれぬまま放置されて、目的遂行あたわなかったとのこと。