
朝日新聞に嫌悪感を抱いた。天声人語である。
(天声人語)原発と人間の寓話
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おい!天声の人語すら無料で読めないのか!人語が人品骨柄に反してはおるまいか。と早合点したんだけど、全編読めるんだね。
天声人語
と思ったら今朝の朝刊分しか全編読めねえじゃねえか!くそ腹が立つ。仕方ないから紙新聞を持ってきて引用してみる。繰り返すが11月8日(土)の天声人語である。
ある男が美しい妻と仲むつましく幸福に暮らしていた。ところが、犬に脅かされて妻が狐の正体をあらわす・・・(略)狐に騙されていたと知って男は驚く。しかし、だまされていた時の幸福を忘れられず、もう一度化けてくれと頼み、狐も応じる・・・。
妄執を感じる読者もあろうが(おそらく少数であろう)、私はほほえみを浮かべて彼らの未来に思いを馳せた。問題はこの後だ。
福島の事故で安全神話のまじないは解け、正体が露わになった。それなのに昔が忘れられず「もう一度化けてくれ」と頼み込む。人の心の機微を突く古い民話は、現代の寓話でもある。
私は怒りを通り越して呆れ果てた。しばし後、ふたたび怒りが沸々と湧きあがってきた。
原発についての私の問題意識は低い。したがって原発の再稼働の是非について語ることができないし、語ることを許されていないと思っている。
しかし、たとえ妻が狐であったとしても、やっぱり妻を愛しているという寓話を政治だかなんだか知らねえことに持ち出すんじゃねえよ。しかも「寓話」だなんて抜刀して軽んじてんじゃねえよ。
ネタではなく、怒りでもなく、本気で嫌悪感を抱いた。