けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 太宰治が達筆で芥川龍之介を書きまくっている件について。


読んでいる。

随筆およびアフォリズムを集めた全集の最終巻。読んでいてコピーライトサイト「坂」の人って結構影響を受けている感じがした。ということで私も考えてみた。
「キミとボク、私とあなた」
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太宰は暗い作家であるというイメージ、というか固定された観念があると思うんだけど、私はそう感じたことはほとんどない。たしかに「人間失格」は暗いかもしれない。生まれてきてごめんなさい。
太宰の読者はどうか?もちろん個々人の千差万別があると思うんだけど、おおむね暗くないと思う。暗いならば太宰の「明るさ」に対峙した時の鏡かなと思う。もちろん千差万別。
ずっと前に話題になっていた。
【画像あり】太宰治が中高生のときの授業中の落書きが黒歴史すぎる件
ブックマークでは、おかしな奴というコメントが多かった気がする(いや読んでいないかもしれないので気がしていないかもしれない)。
私の率直な印象は字が怖ろしく達筆だなっていうもの。これは、彼特有のものではなく昔の人の字は綺麗だ。そして、いま見なおしてみると、絵が怖ろしく上手だな。
さて、上記記事中の芥川龍之介の文字羅列写真。気が狂っているという見方もあると思うけど、私は彼が芥川を崇拝、あるいは大好きだったんだなって思った。これが後に芥川賞をどうしても取りたかった原点じゃないかな。
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夏の明るさの中で太宰治を読んでみよう!