けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 話し言葉と書き言葉:学歴について書いてみる。(自分のためみたいな追記あり)

私は「はてなトップ!はてなトップ!」ってよく書くんだけど、はてなトップってこれのこと。
http://www.hatena.ne.jp/
ここをチェックするとネット世界の旬の話題を拾えるよ。で、現実世界の人は、私のところなんか読んでやしないし、ネット世界の人が「はてなトップ」を知らないわけはないので、なんの役にも立たない情報だ。
で、こんな風にクネクネしながら、また「現実世界に比べたらネット世界なんて貧しいものだよ」*1っていうことをネチネチ書くんだろ?そういうことをネット世界で書くことによってネット世界を見下ろすんだろ?って思う人がいるかもしれないけど、今回はちょっと一味違うよ(多分)。

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ネットで旬の話題。
ワタミはブラックだ!真っ黒だ!というのが大流行していた。次から次へとそのダークサイドが引っこ抜かれて晒されて、もうなんだか検閲後の文章見たく真っ黒に塗り潰されてた感があった。
もはや都市伝説。伝説にしてはいけないことかもしれないけど。ちなみに、ワタミが真っ黒だと言うのは、出される喰い物が真っ黒だ、というわけではないよ(多分)。
これは、現実世界にも波及して朝日新聞紙上でワタミさんが「ブラックじゃない!」って話していた。新聞紙面に「ブラック企業」って言葉が踊っていてブラックジョークかよ!って思ったな。
あとは、店の冷蔵庫に入って遊んでたコンビニ店員さんの写真が、ツイッターかなんかに流れて大騒ぎになったというのもあったね。本部の耳(目)に入ってしまい、その店は大変なことになっちゃったらしい。
最近では、学歴というのが大賑わいだ。ちょうど夏休みだから学生のみんなも考え込んでいるのかもしれないな。話を書くと気が滅入ってしまうので*2、発端のエントリを掲げておこう。
はてな匿名ダイアリ:低学歴と高学歴の世界の溝
とても興味深い読み物だよ。「学歴」の視点から地方都市の生活に切り込んでいる。これなんかは、まさに「はてなトップ」にふさわしいネットの話題だよね。
だって、現実世界では高学歴とか低学歴とか話題にならないでしょ?私は「俺は東京大学である」とかっていうドラマみたいな場面に遭遇したことがない。遭遇しないことが珍しいことだとも思わないな。
ましてや、ネットで見かける「旧帝大」とか「Fラン」とか耳に入ったことない。話し言葉にならないと単語だと思う。「お前はFランだが、俺は旧帝大である」とか耳にしたら頭抱え込んじゃう。
でも、ネットではよく見るよ。ちなみにFランっていうのはだね、、、2ちゃんねるに行ってみてね。
そして「俺たちの若いころは、ネット世界で旧帝大とFランが火花を散らして闘っていたものである」ってならない。だって、闘いは果てしなく途切れることなく連綿と続いているんだもん(多分)。
そういうわけで、ネット世界の旬が必ずしも現実世界の旬ではないのみならず、ネット世界の言葉が書き言葉の世界であり、現実世界の言葉が話し言葉の世界であるという、未だ言文一致していないパラレルワールドとして、ネット世界と現実世界が遊離していることもあるのである。パラレル。
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現実世界とネット世界の比較優劣ではなく、そもそも両者の文法が違っていることもあるのだということを考えてみました。

(追記 2013年8月12日20:00頃)
電車に乗っていたら「はい!強い雨が降ってきました。揺れますので気をつけてください!」というアナウンスがあった。ふむ、強い雨なので電車がレールの上をすべっちゃうから気をつけてね!ってことかしら?ってほんわかした。
でも、よくよく考えてみたら「雨で足元が濡れて乗車する人がいます。車内の床が滑ります。なんで気をつけてください」ってことかもな?ということに思い至りて、ああ落雷だ。
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学歴について論文が発表された。
脱社畜ブログ:学歴の有無と常識の有無
この論文は途中までしか読んでいないので、論文の本文はどうでもいいのだけど、引用する。

冷蔵庫に入ったり食品をくわえたりして、それをtwitterにアップして炎上(略)。さて、学歴論争へと発展してしまったのは、このような「非常識な人たち」を、コンビニ店長さんが「うちら」の世界というエントリで「低学歴の世界」と呼称したことが発端だ。

ここで引用されているコンビニ店長さんの「うちらの世界」は次のエントリ。
24時間残念営業:「うちら」の世界

*1:ネットニュースでは記事のレイアウトが分からないので紙新聞には敵わない。みたいなことを書いているよね。いや、書いているんだよ。

*2:学歴ってタイプするだけで嫌な気分になるよ。