あとで改変および追記を行う。とりあえずメモとして。
−−−
読んだ。

- 作者: 今野敏
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01/28
- メディア: 文庫
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http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20120205/1328401683
うむ。偉そうなことを書いているんだけれども、。
始まりの遅い物語でもある。まったく苛立たしくもどかしい物語なのだ。
これが、再読してまず思ったこと。もどかしい、というよりかったるい。苛立たしい、というよりムカついて本をぶん投げたくなった。もちろん、始まったら最後、決然たる主人公の姿は圧巻であることは事実。事実は事実なんだけれども。
さて、この「隠蔽捜査」シリーズ。第一作はハードボイルド小説に新風を吹き込んだ記念碑的作品。打者の胸元内角に食い込むカットボールには驚嘆した。畳んだ本をしばし呆然と眺めた。
第一作におけるある事情で主人公は所轄の警察署長に異動する。したがって、前述「疑心」も所轄の警察が主たる舞台である。
さて、世の中には「自己啓発本」なるジャングルのようなジャンルの物体が存在する。
■カオスちゃんねる : 自己啓発本100冊以上読んだ俺がお前らに教える5つの極意
私は、こういう類の本は、D・カーネギー「道は開ける」*1くらいしか触ったことが無いので、良いものなのか悪いものなのか、さっぱり分らない。これがジャングル・ジャンルと先に述べた所以。
話戻って今野敏「隠蔽捜査」。たしかに、第二作以降の所轄警察での活躍物も意表をつく設定とプロットで、いわゆる警察小説の金字塔となっている。
しかし、やはり第一作「隠蔽捜査」は所轄警察物を圧巻する。仕事をしたくなってしまう。いわば小説の名を借りた自己啓発本である。
(とりあえず殴り書きまで)