けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 総理官邸へのテロル未遂と春なので

サントリーホールに行ってきた。大昔だけれども、ちょくちょこと行ったことがあったので、目をつぶっても行けると思っていた。で、意気盛んに地下鉄の出口を出ると・・・。近未来の世界が広がっていた。正直、タイムスリップしたかと思った。
呆然とした私は、絶対に道路じゃないであろう門扉に向かって、近未来に吸い込まれるようにして歩いていった。すると、門番の警官さんたちが集まってきて、危うく儀杖でぶちのめされそうになった。天下の総理大臣官邸なんだってさ。
さて、右手に総理大臣公邸を見上げながら歩き、「おお、テレビでよく出るあそこじゃないか!」っておのぼりさんになった。それから、何回か職質をくらった。まあ、こちらがだぶだぶのズボンに、汚れたスニーカー(靴底に穴が開いている)、一冬の汗と汚れが染み込んだジャンパー姿だったから当然か。
しばらく歩くとアメリカ大使館。えらくでっかくてびっくりした。で、そこでも職質。若い警官「どこに行くのですか?」、私「サントリーホールです!」、若い警官「ああ、それならここの歩道を渡らないで、向こうの歩道を渡ってもらえますか?」。
渡っちゃいけないなら信号消しとけよ、と心の中で思いながら、敬礼してやろうと思ったけれども、ぶん殴られそうだったのでやめにした。若い警官だったので、刑事の目をしていなかった。あ、刑事じゃないか。さておき、総理官邸よりもアメリカ大使館のほうが、警備が厳重だったのが不思議。
警官さんたちも暇を持て余していたのか、信号を無視して歩道を渡りきったおばさんに対して「信号を守らなくちゃダメですよ!」と大声で叫びながら、彼女の首根っこをつかんで、赤信号が灯っている歩道を逆走している絵柄。よくわからない。
ふう。なんとかホールが近づいてくると、絶壁頭の若者がiPhoneを振り回しながら、「このサントリーホールはどこにありますですか?」と尋ねてきた。紙地図を凝視しながらやってきた私は「iPhoneに勝ったな!」とほくそえみながら、「こっちだよ。俺もそこに行くから連れて行ってやるよ!」って応えたら、彼は後ずさりしながら違う方向に消えていった。ヘンな奴だと思われたのかな?
まあ、いろいろあったけれども、ホールで用事を済ませた。
−−−
私は地図が好きだ。
http://d.hatena.ne.jp/kerodon/20120215/1329244745
地図は好きなんだけれども、三半規管に障害があるのではないだろうか?と思うほどに方向音痴。しかしながら、この地図はすごい。

ポケット版 東京超詳細地図

ポケット版 東京超詳細地図

なにしろドコモショップなどの携帯ショップが掲載されている(なぜそんなんが掲載されているのかはわからない)。あるいは、コンビニエンスストアが点々とマーキングされている。それも、セブンイレブンファミリーマートなどのメジャーどころだけではなく、デイリーヤマザキなんかもしっかりと捕捉。
別に用事はないけれどもマクドナルドなんかもくっきりと表示されている。「和食さと」とかいうよくわからない店もチェックしてある。「好き」じゃなくて「すき」って表示。なんだろうか?と思って注釈を見ると、すき屋なんだってさ。
よくわからないけれども春。地図を片手に町に出よう!