けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 親戚筋の式次第

年明け、親戚筋の人間が他界して、通夜及び告別式に参列した。亡くなった人物は、私との関係でいえば、近いようでありながら、遠い存在という曖昧な関係で。

近くて遠いながら、式に参列するに至って、旧き関係の親類縁者と出会うことは、式次第です。私が子供時分、一緒に遊んだ女の子が、久しき時の流れにノリまくって、姉御肌の女性に成長しているのを見ると、長々しき時の経過がわが身に染みたね。

久しく、そして長々しく時の経る集合。

私は、そこに連綿と続く歴史の匂い、徴候を感じた。そんなことを感じ、考えて、はからずしも胸が熱くなったなあ。で、火葬場は旧き山を切り崩した宇宙基地みたいなテラテラと他人行儀に輝いていた。