先日購入した「現代日本文學史:現代日本文學全集別巻1」(筑摩書房)を読んでいる。いや、これは名著ですよ。明治−大正−昭和の文学史、とはいいつつ、刊行されたのが、昭和34年(1959年)ということで、昭和二十年代までの文学史。現代文学史じゃないじゃないか!と言うことなかれ。
著者は、中村光夫、臼井吉見、平野謙が、それぞれ明治、大正、昭和を担当して記述している。明治の部分を読み終えたところなのだけど、泉鏡花の件もなんとなく位置付けが分った。泉鏡花は、好きで結構読んでは、読み返したりしているのだけど、ふむふむ。
そして、こういう古い本を読むと面白いのは、当時の(本件で言えば昭和34年頃)「文学史」というものが、分ること。時代が変われば、持ち上げられる作家、作風にも浮沈があるということが、行間を問わず見えてくる。
Amazonで検索するまでも無く、新刊書店では入手できないと思いますが、神保町や早稲田の古本屋街を歩けば、それぞれに5冊くらい100円棚に放り込まれていると思います。
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■岩波文庫新刊予定
素敵な本が刊行されますね。