けろやん。メモ

はじめまして。こんにちは。

 ブログで稼ぐということを考えてみた。

へんな時間に目が覚めたので、昼間、クリッピングしていたエントリを読んだ。
Everything you've ever Dreamedーとあるブロガーたちへの鎮魂歌
この人の書いた記事。以前はけっこう読んでいたのだけど、こういうことを書く人だとは思わなかった。まあ書いた人のことは横において、書いたもの(テクスト)を読んでみよう。
昨今話題になっているブログを書いて飯を食うといった話ですね。いや、世間一般的に話題になっているのかどうかわからないんだけど。
さておき引用してみよう。

雑記ブログといういい加減な言葉を免罪符に、いかに広告を見せ、踏んでもらうかに注力した記事を書いた。

このあたりってのは、人畜無害だと思うな。好き勝手に書いて、適当な広告サービスを読者の判断で踏んでもらうっていうんだから。

ブログを読んでくれる人から直接カネを徴収することにした。クローズな課金制の媒体で、ブログの書き方という内容の薄い記事を書いた。

これ、最近、知ったんだけど、サロンというやつだね。ブログのコンテンツで勝負するのではなく、金を稼ぐノウハウをお金を払って、ご教示なさるという。ねずみ講マルチ商法みたいなんが思い浮かぶなあ。

小金持ちアッピールをツイッターでするのも忘れないようにしないと…、あっ!そろそろ年末なので、ブログ収益とPVの記事を書かなければなるまい。

私が先ごろ開設したツイッター。垂れ流しのタイムラインにもアッピールというか、洗脳的なつぶやきが流れている印象。これについては、私のフォローの仕方が関係しているということもあるので、責任の一端は私にあるな。

他人を騙さず、己の自由を守りながら、ブログで稼ごうとするなら正攻法でマトモなコンテンツを書き続けるしかないと僕は考えている。

ブログで稼ぐ云々にかかわらず、まともなコンテンツを書く(読ませる)っていうのは大事だと思うし、それを実践している人って、自然に稼げているんじゃないのかな。
ブログで飯を食う。
なんか素敵そうだよね。好きなことを書いてお金をもらう(本当は好きなことじゃないかもしれないけど)。でも私が気になるのは、なにかしらの生き辛さを抱える人々に、無闇に勧めるのはどうなのかな?

 保存作業と彼我に幻滅

はてなダイアリーのローカルへの保存作業をやっている。
やることは、紙copiというソフトを使って、右クリック→ピコッと音がしたら、次のエントリを表示して、同じことを繰り返すことだけ。
いまはずいぶん昔に書いたエントリを保存をしている。このころは、完全なる日記形式のメモ(構成もクソもないという意味で)になっているのだけど、流し読みをすると現在の生活との彼我にげんなりしてしまう。
我ながら小まめにしっかりと自炊したり、本を読んだりしていたんだな。
・・・いつか元気になったら、楽しく読めるようになると信じて、いまは機械的に保存作業を進めていこう。

 山登りへの一歩が踏み出せないということについて。


先日、フェイスブックを見ていたら(あんまり見ないんだけど)、友人が木曽駒ケ岳に登山に行ったと報告してあった。雪が舞っているような頂上の景色。
おもわず「すごいね!」ボタンを押したところ、彼からすぐにメッセージが飛んできた。こういうのってよくあることなのか知らないけど、とりあえず私は初体験のことだったので、何事かと驚いた。
メッセージは登山のお誘い。私は二年ほど前に八ヶ岳に登ったことをフェイスブックに書いていたので、それを見てでのお誘いだろう。
お誘いはたいへん嬉しかったんだけど、ここのところ山登りにいっていないし、極めて運動不足なので断った。曰く、まず一人で低山に登って体力を確認してからお願いするよって。
山登り。
今夏はクソ暑くて行く気が起こらなかった。涼しくなった秋になると、こんどは一歩踏み出す行動力が湧かなくなっていた。そうこうしているうちに夏山登山のシーズンもあとわずか。
べつに無理して山登りに行く必要はないんだけど、悔しいというか、もったいないというか、正直に書くと自分の行動力のなさに落ち込んでいる。焦っているというか。
なんとか生活を変える一歩がほしいと願うこのごろ。

 ほっしー「うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

読んだ。

私は、双極性障害躁うつ病)を患っていて、うつの期間が長く続くことが多いので、非常に参考になった。著者は、こちらのブログを書いている人。
ほっしーのメンタルハック
ブログの書籍化ということで、お手軽本(失礼)の一つかとおもいきや319ページもある大著。
内容はというと、こちらの記事であげられているハック(行動)の詳細が、効果と難易度でマッピングして紹介されている。
うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた
「書名と記事のタイトルが同じじゃないか!わざわざお金を出して買うまでもないよね!」というなかれ。
本書には記事では触れられていないハックはもちろん、触れられているハックについても、深く掘り下げて紹介されている。
のみならず、著者が経験として述べているハックについて、専門書やネット上の論文記事からの引用も多用されており、より深い理解が可能である。
引用については巻末に詳細な参考文献としてまとめられているので、気になる専門書を読んでみるという利用の仕方もできる。
さてメンタルハック。私もコーピングという形で列記していた。こちら。
けろやん。メモー簡単にできるストレス解消法〜部屋を散らかしているのにはワケがある。
ただこのコーピングと本書で紹介されているハックには大きな違いがある。私が列記したコーピングは、イベント的意味合いが強く、日々実行するには不向きなことが多い。登山とか大きな買い物をするとか。
それに対して、本書で紹介されているハックは、手軽に実行することができるので、日々の習慣として取り入れることが可能だ。
一例をあげると、効果が高くお手軽なものとして「愛犬」「寝る」「ハーブティー」、効果が高く難しいものとして「お金」「認知の改善」「散歩」等。
共感できるハックもあるが、もちろん共感できないハックもある。それは、人それぞれだから当然のことで、症状の軽重によっても大いに異なるだろう。
大切なのは、著者の体験談として紹介されているハックを自分なりに取捨選択して試してみるということだ。私も愛犬は無理だけど、ハーブティーについては、さっそく試してみようと思っている。
さらに重要なのは、本書の折込みで白紙のマップが付属しているので、それを利用して自分のマップを作成してみるということ。困ったとき(病症が出たとき)に読み返して、できることを見つけて実行してみるということだ。
なお、マッピングは作成したときの気分にも左右されやすいので、付属のマップをコピーして、時どき更新して作成してみるといいと思う。
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上手く感想を書けないので堅苦しいエントリになっているけど、紹介した本は語り口調なので、とても読みやすいよ。うつ病の人だけでなくて「最近、気分が落ち込んでいるなあ(´・ω・`)・・・」と思っている人にもおすすめです。
また、ツイッターハッシュタグ「うつマッピング」に、いろんな人のハックが公開されているので、そちらも参考になりますよ。こちらです。
https://twitter.com/hashtag/%E3%81%86%E3%81%A4%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%B0?src=hash&lang=ja

 はてなダイアリー終了関連とはてなブログへの愚痴。

大事なことなのでメモしておこう。

はてなブログへの統合スケジュールのお知らせ
2019年1月28日をもって、ダイアリーの記事の更新を停止する予定です。(略)2019年3月1日より、ダイアリーのコンテンツをブログに自動的にインポートを行います。この際、ドメインは事前にご案内のうえ、自動で決定させていただきます。自動移行ではなく、ご自身での移行をおすすめします。

早くローカルドライブにバックアップしておかなくちゃいけないな。それにしてもダイアリーがなくなるのは、寂しいのではなく、面倒くさいだけ。
はてなブログにも並行して書いているんだけど、微妙に使いにくいんだよな。
1.写真のアップロードがへんてこになってしまう(デッカクなる)。
2.タイムスタンプが表示されない(どうでも良くなってきたけど)。
3.編集ボタンがポップアップ(?)仕様になっていて若干ストレスフル。
4.段落ごとに空白行を入れるのが面倒くさい(慣れの問題かな?)。
5.気に入ったデザインがない(同上)。
6.記事一覧機能が年月で区分されておらず、エントリがずらりと表示されるだけ(致命的にだめだろ)。

 「仏像の姿」展と避けて通るということについて。

11月4日(日)。三井本館の記念館で開催されている(11月25日まで)「仏像の姿」展に行ってきた。前日の向井潤吉展と異なり、こちらは一人で行ったので、自分の気分に合わせて出かけられて気楽だった。

絵画と違い仏像には「念」が入っているから気をつけよう、と人から言われてもいたし、実際昨年の11月22日(水)(ああ!もう一年が経つのか!)に運慶展を観に行ったあたりから、調子が崩れてグズグズが始まったので今回は用心した。
すなわち写真にあるような不動明王像などの攻撃的で見る者を威嚇するような像は、極力避けて通った。フェイスブックから転載。
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仏像展に行ってきた。前に運慶展に行ったら圧に頭をやられたので、今回は掲げた写真のようないきり立つ不動明王像の前はスッキリ流して、如来像や観音像を中心に観た。ある一体の阿弥陀如来像を観ていると、優しく微笑ましい気分になったので、彼女と30分くらいにらめっこしてきたよ。
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こちらに書いたように、来歴はメモしなかったので詳細は不明なんだけど、一体の阿弥陀如来像に魅入られた。すっとした表情で人を包み込むような柔らかさがあった。上手く書けないけど。
本展が終わって明るい展示場には、芸大の学生が作成した仏像が展示されていて、こちらも見事なものだったんだけど、先に書いたような「念」は感じられず、開放的な気分で鑑賞できた。いま思えば照明の影響が大きかったんだろうな。
なにしろそんなこんなで、二日続けてイベントを堪能できた秋の週末。

 向井潤吉展と予定を組むということについて。

11月3日(土)。文化の日だからというわけではないんだけど、知り合いに誘われて向井潤吉展に行ってきた。

Wikipediaー向井潤吉
場所は彼がアトリエを構えていた世田谷区の世田谷美術館
実家に滞在してから出かけたのだけど、調子が悪くて行くのに苦労した。調子が悪いときに大きく発現する症状の一つとして、誰かと予定を入れるということがあるんだよね。これが本当に辛い。
なんとか足を向けた先にあるのは、美術館に隣接している砧公園。休日ということもあって、家族連れで溢れかえっていました。

一時間くらい園内をぶらぶらしたり、本を読んだりしたりして時間を潰したあとに知り合いと合流。彼は美術館の学芸関係者と話をするのが目的だったらしいので、ひとりで展示物を見て回った。
向井潤吉というと、先に掲載した写真の作品のような藁葺屋根の古民家を題材にした大判の後期作品が有名なんだけど、私はどちらかというと中期作品が気に入った。
近くで眺めると、絵が盛り上がって見えるような絵の具をふんだんに使った重厚な作風。後期の淡い筆致ではなくて、対象物をくっきりと描き出している。
たぶんこのあたりの作品。

あと初期の人物画や水彩画なんかも良かった。
さて再び知り合いと合流して、中学校時代の友人がやっている飲み屋に出向いた。開店前に入ったので、数量限定の上タンとかハツ元を食べられて大いに満足。久しぶりに来たけど、やっぱり美味いな。レバーもレアな焼き具合で絶妙だった。
知り合いと舌鼓を打ちながら話をした。彼は、定年後に備えて画商の丁稚をやっていて、売り捌いたものや偽物を掴まされた話なんか。いまは片岡球子の作品を鑑定に出して揉めているそうな。
写真を見せてもらったけど、ほかの作品と比較するとたぶん偽物っぽいと思った。でも部外者の私の感覚では、本物偽物に関係なく、気に入った作品ならば飾っておきたいというのが正直なところだけど。
それにしても何かをやっているというのが、私には羨ましく思えた。強い劣等感も湧き上がってきたし、帰り道、けっこう辛かったな。
なんだかんだで疲れもした一日だったけど、イベントに行けたことと予定をこなせたことに満足した一日。